秋祭り(神楽・棒の手保存会)

2019年10月13日

この時期は町内の各地域で秋祭りが開催されます。秋祭りとは主に農村地帯において収穫を感謝する祭りです。地元大留下町内でも、昔は田んぼが広がり稲作地帯だったため、米の収穫を祝いお祭りが繰り広げられていました。その昔、お祭りは10月15日だったそうで、私はその秋祭りの日に生まれたそうです。だから性格的に賑やかなのが好き?なのでしょうか。

 

昔は棒の手や神楽などが披露され盛大だったそうですが、私が子どもの頃は、一時期、この伝統行事が途絶えていました。ところが町内の長老の皆様が立ち上がり、せっかくの伝統行事を復活させようと動き出し、小学生の子どもたちを集めて女子には笛や太鼓を教え、男子には棒の手を教えたのです。練習は9月から始まり、夜になると神社の境内から勇ましい声が聞こえていました。

 

いよいよお祭り本番。早朝から神明神社にて神事が行われ、お昼に各組のお神輿が表公園に集結します。そこで区長さん、保存会会長さん、顧問として私がご挨拶をさせて頂きました。この伝統行事を引き継いで、ご指導くださった保存会の皆様や町内役員の皆様に感謝を申し上げると共に、子どもたちを家族や地域のつながりで見守ることで、地域の発展につながるとお話しました。